北雪酒造 hokusetsu sake brewery

株式会社北雪酒造

蔵人 筑前 芳美

古きを重んじる酒づくりは大切にする。
でも、それだけじゃダメだ。
酒のうまさに限界はない。
考えられる可能性には、すべて挑戦してみる。
今日の最高を、明日はもっと超えられるように。
酒を愛するすべての人を、新たな世界へ誘える一杯を求めて。
北雪酒造は、これからも挑戦者であり続けます。

新着情報・イベント情報

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酒ツアー 1周年記念
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酒ツアー 1周年記念

元、そして世界から愛される

150年以上前から地元の人々に親しまれたお酒は、今もなお愛され現在においては、世界のセレブ達からも愛されるようになりました。

地元、そして世界から愛される

ランデー樽の中には焼酎

樽の中には焼酎を寝かせている、樽ひとつひとつにお酒に関した川柳が貼られてあるのは、北雪酒造さんのユーモアに溢れた感性の一つ、樽に入れることでスモーキーな焼酎になるそうです。

ブランデー樽の中には焼酎

雪酒造11人の蔵人

ふかふかの麹米に菌をまぶす酒造りでもっとも重要な麹を造る作業、北雪酒造は人の手と機械の両方で造ります、そして機械を「杜氏さん」と呼んでいます。

北雪酒造11人の蔵人

楽 + sake

蔵の裏手にある氷温貯蔵地下蔵では温度0度の中に「音楽熟成酒」と「超音波熟成酒」が入っていて超音波を当てることにより、口当たりがよく滑らかになるそうです。

音楽 + sake

統を元に取り入れる最新技術

「船に揺られた酒はまろやかになる」という話から「船の揺れ」を「音楽の振動」で再現、酒の熟成に効果があると科学的に証明され、味と品質が向上すると言われます。

伝統を元に取り入れる最新技術

酒の舞台は世界!

NYにあるセレブ御用達の和食レストラン「NOBU」で自分が佐渡で造ったお酒を口にした瞬間、感動。今までの努力は無駄ではないと改めて実感した佐渡で唯一の女性蔵人。

お酒の舞台は世界!

渡の酒であるという誇り

伝統を重んじつつ常に新しいことにチャレンジし、進化を続けている北雪酒造、今後どんなお酒が出来上がるのかさらなる期待が高まります。

佐渡の酒であるという誇り

アイコン
ごあいさつ

私は27歳で、単身で佐渡に移住して、ちょうど五年経ちました。私の出身地は神奈川県で、東京農業大学短期大学部で醸造学を専攻していました。二年生の時に、140年以上の歴史を有する北雪で10日間インターシップの機会に恵まれ、私は酒造りの現場に胸が高鳴り、卒業後ここで働きたいと決意しました。


短大に戻り、基礎知識を一から学び直し、特に「清酒製造論」や「日本酒づくり実習」という科目に一番力を入れました。短大卒業後、もっと多くの知識を身に着けるため、四年制大学に編入し、ついに、首席として大学を卒業できました。とにかく、「一位でないと意味がない」と思い、がむしゃらに勉学に励んでいました。


入社した間もない頃は、すべてが新鮮で、ワクワクした毎日でした。日が経つことにつれて、酒造りの厳しさをリアルに感じるようになりました。私のせっかちな性格のせいで、分析値がバラついたり、酒母の温度管理を間違えたりして、その都度上司に怒られた。自分がこの島に来た意味は何でしょうかと落ち込みました。


休暇の間、ニューヨークへ旅立ちました。目的地は“Nobu New York”というレストラン。それは世界的映画スター、ロバート・デ・ニーロ氏とノブ・マツヒサ氏による共同経営の店で、なんと北雪の酒は並んでいます。セレブ御用達の超高級レストランで、自分が作ったお酒を口にした瞬間、私は感激しました。私は佐渡でお酒をつくっていますが、お酒の舞台は世界なんです!今までの努力は無駄ではないことを改めて実感しました。そして、やはり美味いお酒をお客様にお届けするために、手を抜いてはならないと心に誓いました。


「食は世界の共通語。良酒を通して文化の架け橋を担う」というのは北雪の社是。私はニューヨークの旅を通じて、その実感が湧き上がったのです。良酒も言葉です。作る人と飲む人との思いが通じ合うものだと思います。私は良酒を通じて、異文化の懸け橋を担いたいのです。


北雪は常に新しいことにチャレンジしてきました。例えば、お酒を貯蔵するために、超音波を当てて熟成させる冷蔵庫もあります。焼酎と日本酒の場合、超音波を当てることによって、水分子がアルコール分子を覆い、すごく口当たりがよく、なめらかになるのです。また、アルコールの分解も早くなるので、二日酔いになりにくいお酒ができるのです。また、一年間、お酒に大音量の音楽や波の音を聞かせることもしています。振動はお酒の熟成に効果があることは科学的に証明されています。


私は先日、新潟県の酒造製造技術の二級試験にトップ合格し、今はイチゴのお酒を開発しています。まだ完全な商品になっていませんが、去年は少し発売して、かなり自信がつきました。年月がかかるかもしれませんが、酒造りの仕事を続ける以上、今こそ基礎をもっとしっかりと固めていきたいと思います。


私20歳の時に、佐渡の北雪に一目ぼれしました。今振り返ってみれば、佐渡に来て本当に良かったのです。皆さんもぜひ“Sake Island”の佐渡に遊びにきてください。本当に美味しい日本酒を味わいながら、「良酒も世界の共通語。」という言葉をきっと実感して頂けると思います。

蔵人 筑前芳美

酒蔵見学のご案内

酒蔵見学

酒蔵見学のご案内酒蔵見学受付時間
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年中無休
見学料:無料
駐車場:大型駐車場有り
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tel0259-87-3105

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会社概要

会社名 株式会社北雪酒造
住所 〒952-0706   
新潟県佐渡市徳和2377番地2
TEL 0259-87-3105
FAX 0259-87-3173

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