有限会社 加藤酒造店
加藤 一郎
佐渡の豊かな自然の恵みのもとで醸され、佐渡特有の文化の中、佐渡の人々によって飲まれ続けてきた加藤酒造店の酒。
当たり前のことのようですが、この当たり前にこそ感謝し、大切にしていきたいと考えています。
量産や宣伝のための投資は控えめに、ただひたすら"良い酒"のために心血を注ぐ、「質実な佐渡の地酒」が私達の目指す姿です。
新着情報・イベント情報
酒造りの環境に適した島
朱鷺が暮らす佐渡。環境に配慮した無農薬栽培、自然栽培で米から手をかける酒造りが出来るのは、小さな蔵元だからこそ。
島に寄り添った蔵元
有機栽培米を丁寧に仕上げていく最高技術者達が造る酒を、身近で気軽にたしなむことが出来るのは佐渡に住んでいる人の特権。
米にこだわり、水を選び造られたお酒
店内には地元の人に愛されるお酒が並んでいます。
ただひたすら良い酒を
良水を探し求め、現在の蔵の場所がある金井地区にたどり着き、沢根地区から蔵をまるごと移し今もなお清らかな水で酒造りを続けています。
ごあいさつ
当社は1915年に創業して、現在計12銘柄のお酒を造っています。「金鶴」という銘柄は、佐渡金山の「金」と鶴子銀山の「鶴」を取って名付けたものです。年間出荷量のうち、約7割は島内へ出荷しています。
地元・佐渡の日常や冠婚葬祭で幅広く飲まれ続けていること。このことこそが当社の財産だと考えています。島外、県外、海外の方にも当社の酒を飲んでいただき、酒を通して佐渡ヶ島の風土を感じてもらえたら幸いです。
第一、 お米へのこだわり。
もっと地元に恩返しをするため、当社は、製造する全銘柄の原料米を佐渡産に統一し、佐渡島内の農家の方々が作った「五百万石」「越淡麗」などの酒造好適米を大切に使用しています。
また、佐渡の豊かな生物多様性が続いていくことを願い、無農薬栽培や自然栽培での米作りにもチャレンジしています。
第二、お水へのこだわり。
水は日本酒成分の80%を占めています。酒造りには、洗米、蒸米、仕込みなどの工程があり、すべて水を使っています。水は酒の味を左右すると言えます。当社は1993年に良い水を求めて、酒蔵を移転しました。井戸から汲み上げた良質な軟水を使うことによって、軽やかで雑味の少ない味わいを実現することができました。
第三、技術へのこだわり。
当社の蔵人の多くは新潟清酒学校にて新潟清酒の醸造技術を習得しています。もっといい酒を造りたいという強い思い。蔵人達による飽くなき改善の積み重ねが酒を育て、蔵を引っ張っています。熟練した蔵人はもちろん、高機能の設備も酒造りの技術を保証してくれます。当社は2016年に「清酒火入急冷ユニット」を導入しました。加熱した酒を急速に冷やすことで、酒の過度な熟成を抑え、味と香りを保っています。
島外では販路が狭いため知名度が低い当社の酒ですが、一度飲んだらまた指名していただけるような酒を目指しています。
これまでも、そしてこれからも地元佐渡と歩みを共にし、質実な”佐渡の地酒”を造り続けます。
あいにく蔵見学は行っておりませんが、店舗の方で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
酒蔵見学のご案内
酒蔵見学
※酒蔵見学はおこなっておりません。
ご了承の程お願いいたします。
会社概要
会社名 | 有限会社 加藤酒造店 |
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住所 | 〒952-1431 新潟県佐渡市沢根炭屋町50 |
TEL | 0259-52-6511 |
FAX | 0259-52-6511 |