百薬の長と日本酒について

2017.12.26  Tue.

百薬の長と日本酒について

写真(左) 新潟大学 岡本圭一郎先生 写真(右) 宝山酒造 女将 渡邉由紀子さん
(岡本先生のご紹介)
本業は歯科医師ですが、現在は新潟大学歯学部でストレスと歯科的な痛みを基礎的に研究されています。現在、日本酒と健康増進の関係をサイエンスすべく、趣味と実益の混在をエンジョイしています。夢は日本酒に関する本を書くこととのことです。



「酒は百薬の長」という言葉を聞いたことはありますか?
古くから日本では、適量のお酒を飲んでいれば、どんな薬よりも、 よい効果があり、健康でいられるという意味として知られています。残念ながら「百薬の長」は、本当にそうなのか? 科学的な根拠に乏しいのも現実です。
先日、新潟大学歯学部口腔生理学分野で教鞭をとっております岡本圭一郎先生と新潟市西蒲区の宝山酒造にご訪問し酒蔵見学および意見交換してきました。岡本先生らは、「酒は百薬の長」と言われる理由を、例えばストレス解消に対する日本酒の有効性、という方向から基礎的に研究されております。
当日は、宝山酒造の女将さんに酒造りに対する想いを中心にお聞きいたしました。
歴代続く杜氏から受け継いできた伝統であったり、宝山酒造での酒造りのこだわりについてお聞きしたり、
写真にも写っている「もやしもん」のお話をお聞きいたしました。
新潟市内でも健康寿命を向上させる取り組みが多々ありますが、宝山酒造の女将さんのお元気な姿を拝見しお話をしていると「酒は百薬の長」が少なからず関係しているのではないかと考えさせられます。
この度、ご訪問いただきました新潟大学 岡本圭一郎先生および、取材へのご協力いただきました宝山酒造の女将さんに心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

プライバシーポリシー