笹祝酒造株式会社
6代目 笹口亮介
「酒造りは人造り」と言い、何よりも蔵の"和"を大切に
蔵内では、造り前の大掃除から始まり、
常に衛生面への気をつかいながら酒造りを迎えます。
飲む人に「あぁ、おいしい酒だ」と感じてもらえる酒。
それが笹祝いの酒造りです。
新着情報・イベント情報
笹祝の由来
昔、この辺りは宿場町でした。初代はお茶屋さんを営んでおり、お客さんをもてなしていました。そこでお酒が飛ぶように売れました。では、自分たちでお酒を造ろうかとなり、お酒を造り始めました。創業者の苗字から最初は「笹口酒造店」として出発をしました。
地域文化を守る
創業118年。笹祝酒造は地域の文化と共に発展し今に続いています。日本酒を造りながらも地域の歴史の語り部として蔵の一部を皆様に公開させて頂きます。
笹祝酒造の醸造祈願
笹祝酒造は毎年10月中旬の大安の日に醸造祈願を行います。本来は、神主さんが行うのですが、笹祝酒造の仏教の宗派は空海が広めた真言宗です。真言宗のお寺様は、いわゆる「神仏習合」であるため、神事も司る事が出来ます。こちらの神棚の前で安全の祈願を行い酒造りが始まります。
笹祝の歴史を堪能
「笹祝」の銘柄は、「笹口」の「笹」を使っています。昔の日本人は、日本酒のことを「ささ」と呼んでいました。「ささを一献、どうぞ」とか。お祝いの時に飲んで頂きたいので、「笹祝」という銘柄を作り一番の売れ筋になりました。昭和になって株式会社を立ち上げる際、社名を「笹祝酒造株式会社」にしました。
笹祝酒造の建物
こちらは麹室へ登る階段です。笹祝酒造は昔ながらの木造土壁の日本建築の建物を現役で日本酒製造所として使っています。大きな梁や柱、年代を重ねた漆喰の壁などは、現代となっては貴重なものだと思います。
古くから活躍する酒造りの道具
太い柱と梁で支えられる高い天井。歴史を感じさせます。
昔ながらの丁寧な酒造り
笹祝酒造では「甑(こしき)」と呼ばれる醸造器具を使ってお米を蒸します。おおよそ2月末に最後の米蒸を行って、その甑を清掃のため、どかしますので、私どもはそれを「甑倒し」と呼びます。3月末ごろには最後のお酒を絞り上げ、酒造りを終えます。
笹祝酒造の竹林
笹祝酒造の敷地の一画には竹林があります。春にはたくさんの竹の子が育ちます。
笹祝の「竹林爽風」はこの竹林からイメージを膨らませました。
大正ロマンを感じる蔵
笹祝の木造土壁の建物。ここまで背丈のある木造の蔵をまだ現役の醸造設備として使っているのは新潟県内でも珍しいとのことです。地盤が良く、建物の構造が良くできていた事もあり、今まで大きな地震は何度か経験しましたが、幸い大きな被害は受けた事がありません。昔の大工さんの技術は大変素晴らしいものです。
色とりどりの酒器
様々な種類・色・形の日本酒の酒器を展示しています。お時間が許すときには、お好きな酒器を手に取って試飲して頂けます。
笹祝酒造の日本酒を堪能
その季節折々に合わせた、おすすめの日本酒の試飲をご用意いたします。
ごあいさつ
明治32年(西暦1899年)創業。新潟の中でも良質な米が大量に作られる日本有数の穀倉地帯、蒲原平野にて5代続く日本酒蔵です。2015年からは6代目の跡取りとなる笹口亮介が酒造りに加わっています。
笹祝酒造のお酒は『地酒の中の地酒』と呼ばれています。その所以は「生産量のほとんどが近隣で消費される酒」であること。「酒造りを行う蔵人全員が地元の人間」であることです。『造り手であり地元の人間でもある自分たちが、今、飲んで美味しい酒』をモットーに、今のライフスタイルに合わせた新しい酒造りへの挑戦も行っています。
歴史ある木造建築で酒造りを行う笹祝酒造。その雰囲気を感じていただけるように、敷地内に日本酒を試飲できるスペースを新たに作りました。カウンターや商品を陳列する棚はかつて笹祝の酒造りで使われた木桶や醸造器具を再利用しています。
また、笹祝酒造の近隣には温泉や水鳥の飛来する公園、農家レストランや見学できるワイナリーなど素晴らしい観光スポットが沢山あります。そういった地域の魅力を知っていただける地域の情報案内所としても皆様のお役にたてれば幸いです。
酒蔵見学のご案内
酒蔵見学
酒蔵見学受付時間
10:00〜16:00
不定休(詳細は、笹祝酒造ブログにてご確認ください。)
見学料:無料
試飲:無料
※ 事前にご予約ください。
ご予約
お電話にて受付ております。
「〇月〇日、〇時に〇人で見学希望です」とお申し付けください。
受付時間
10:00〜16:00
会社概要
会社名 | 笹祝酒造株式会社 |
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住所 | 〒953-0015 新潟県新潟市西蒲区松野尾3249 |
TEL | 0256-72-3982 |
FAX | 0256-72-3986 |
HP | http://www.sasaiwai.com/ |